JÖÜRNAL
あらゆるオーダーの箱物を扱う、大川技術の編集社『KAGÜCÖCO』
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お役立ち 特集 読み物 2026/05/25
無機質で、静かで、少し上質。近年、コンクリートのような質感を取り入れたダイニングテーブルや家具が人気を集めています。 ただし、ひと口に「コンクリート家具」といっても、モールテックスのような左官仕上げの家具と、塗装でコンクリートの雰囲気を表現したコンクリート調家具では、価格、扱いやすさ、メンテナンス、製作方法が大きく異なります。
この記事では、コンクリート家具とコンクリート調家具の違い、モールテックスとはどのような塗装・左官仕上げなのか、そして日常使いしやすいコンクリート調ダイニングテーブルを選ぶときの判断基準を解説します。
KAGUCOCOを運営する手作り家具工房 日本の匠株式会社は、オフィスTAKAHATA主催のモールテックス基礎講習会受講済み施工業者リストに掲載されています。つまり、KAGUCOCOにはモールテックスを理解し、塗装・左官仕上げの技術背景を持つ会社としての土台があります。そのうえで、より多くのご家庭にコンクリート系の質感を取り入れていただけるよう、価格と扱いやすさのバランスを重視したコンクリート調家具としてガレットシリーズを企画開発しています。
この記事の目次
コンクリート系の家具を選ぶときに大切なのは、「本物の素材感を優先するのか」「見た目の雰囲気と扱いやすさのバランスを優先するのか」を最初に決めることです。
ダイニングテーブルは、毎日食事をする場所です。飲み物をこぼすこともあり、熱い皿を置くこともあり、子どもの宿題や在宅ワークに使うこともあります。見た目が好きかどうかだけでなく、汚れ、水分、熱、傷、重さ、搬入、メンテナンスまで含めて選ぶ必要があります。
この記事では、便宜上、次のように整理します。
コンクリート家具:モールテックスなど、左官仕上げ・デザインコンクリート系の仕上げを施した家具。 コンクリート調家具:塗装や化粧材などで、コンクリートのような色味や質感を表現した家具。
コンクリート系の家具が選ばれている理由は、単に「グレーが流行っているから」ではありません。今の住まいでは、LDKをひとつの空間として整える人が増え、キッチン、ダイニング、リビングを同じトーンで見せたいというニーズが高まっています。
コンクリート調のグレーは、木目、ブラック脚、ステンレス家電、白い壁、観葉植物と相性がよく、生活感を抑えながら落ち着いた印象をつくれます。ナチュラル、モダン、インダストリアル、ジャパンディ、ホテルライクな空間まで幅広く合わせやすいことも、人気の理由です。
つまり、コンクリート系家具は「冷たい家具」ではなく、現代のLDKにおいて、暮らしの温度を整えるための素材感として選ばれています。
モールテックスは、ベルギーのBEAL社によるMORTEX®というデザインコンクリート系の左官仕上げ材です。研磨されたコンクリートのような表情を出せるだけでなく、下地への接着性、耐久性、防水性、薄い膜厚、自由な色表現などが特徴とされています。
家具や什器、キッチンカウンター、洗面、壁、床などに使われることがあり、いわゆる「コンクリート家具」「モールテックス家具」と呼ばれる空間づくりに向いています。一般的な塗装とは異なり、左官技術や施工知識を要するため、施工できる業者や職人の経験がとても重要になります。
オフィスTAKAHATAのモールテックス基礎講習会受講済み施工業者リストには、KAGUCOCOを運営する手作り家具工房 日本の匠株式会社も掲載されています。モールテックス仕上げの家具を希望する場合は、標準商品としてではなく、オーダー家具・別注家具として相談する形が現実的です。
KAGUCOCOには、モールテックスを扱う技術的背景があります。だからこそ、すべてのお客様にモールテックス家具だけをおすすめするのではなく、日常のダイニングで使いやすい選択肢としてガレットシリーズを企画しています。
モールテックス仕上げは、職人の手仕事による質感や一点物感が魅力です。一方で、価格、納期、施工条件、仕上がりの個体差、メンテナンス方法まで含めて検討する必要があります。とくに家族で毎日使うダイニングテーブルでは、見た目だけでなく、汚れの拭き取りやすさ、扱いやすさ、買いやすい価格、サンプルで事前確認できる安心感も大切です。
ガレットは、モールテックス塗装そのものではありません。KAGUCOCOが持つ家具づくりと素材理解を背景に、コンクリート系の雰囲気をより多くのご家庭へ届けるために開発した、コンクリート調のダイニング家具です。
ガレットを標準商品として企画した理由
また、手作り家具工房 日本の匠株式会社は、ものづくり企業としての客観的な取り組みも重視しています。モールテックス講習の受講に加え、FSC認証取得のような責任ある資源利用への取り組みも、KAGUCOCOが今後ジャーナルで発信していくべき重要な付加価値です。見た目の流行だけではなく、技術、素材、産地、未来への責任まで含めて家具を届けることが、KAGUCOCOのものづくりの考え方です。
モールテックス家具の魅力は、何といっても本物の左官仕上げならではの表情です。均一なプリント柄ではなく、職人の手仕事による濃淡やゆらぎが生まれるため、ひとつひとつの家具に個性があります。
特に、キッチンカウンターや造作家具とダイニングテーブルを同じトーンでまとめたい場合、モールテックスは非常に魅力的な選択肢になります。
一方で、モールテックス家具は「雰囲気が好きだから」という理由だけで選ぶと、価格や納期、メンテナンスで迷うことがあります。
本物の質感を優先するなら、モールテックスは魅力的です。ただし、家族で毎日使うダイニングテーブルとして考えるなら、「本物感」と「扱いやすさ」のどちらを優先するかを整理してから選ぶことが大切です。
コンクリート調家具とは、モールテックスや本物のコンクリートを使うのではなく、塗装や仕上げによってコンクリートのような色味・雰囲気を表現した家具です。
KAGUCOCOのガレットシリーズも、この考え方に近い商品です。ガレットは、モールテックスそのものではありません。当社仕様のコンクリート調PU塗装を施した、くすみグレーの天板が特徴のダイニングテーブルです。
コンクリート調家具の良さは、無機質で上品な雰囲気を取り入れながら、価格、納期、日常のお手入れ、重量の扱いやすさを現実的にしやすいところにあります。
| 比較項目 | コンクリート家具・モールテックス家具 | コンクリート調家具 |
|---|---|---|
| 仕上げ | 左官仕上げ・デザインコンクリート系仕上げ | 塗装や化粧材でコンクリートの雰囲気を表現 |
| 質感 | 手仕事の濃淡やゆらぎが出やすい | 均整の取れた見た目で、空間に合わせやすい |
| 価格 | 高くなりやすい | 比較的コストを抑えやすい |
| 納期 | 受注生産・別注になりやすい | 標準商品として選びやすい |
| 扱いやすさ | 仕上げや保護材に応じた確認が必要 | 日常のお手入れ方法が分かりやすい |
| 向いている人 | 本物の左官仕上げや一点物感を重視する人 | 雰囲気、価格、使いやすさのバランスを重視する人 |
コンクリート系のダイニングテーブルは見た目の印象が強いため、素材感だけで選びたくなります。しかし、毎日使うダイニングテーブルでは、次の点も必ず確認しましょう。
コンクリートのような質感は、空間を一気に整えてくれます。ただし、テーブルは飾る家具ではなく、毎日触れる家具です。見た目と使いやすさの両方で判断することが、後悔しない選び方です。
コンクリート調の天板は、単体では少し無機質に見えることがあります。そのため、ダイニングに取り入れるなら、木の脚、木製チェア、ペーパーコードチェア、観葉植物、ファブリックなど、温かみのある要素と合わせるのがおすすめです。
グレーの天板に木を合わせると、モダンさとやわらかさのバランスが取りやすくなります。ブラック脚を合わせると、空間はよりシャープに。オーク系の脚やチェアを合わせると、ジャパンディやナチュラルモダンに近い印象になります。
反対に、次のような場合は慎重に検討した方がよいです。
この場合は、無垢材テーブル、セラミックテーブル、メラミン天板、またはモールテックスのオーダー家具なども含めて比較するとよいでしょう。
KAGUCOCOのガレットシリーズは、コンクリートやモールテックスのような無機質な雰囲気が好きな人に向けて、より日常使いしやすいコンクリート調家具として企画・開発されたダイニングテーブルです。モールテックスを扱う技術背景があるからこそ、KAGUCOCOは本物の左官仕上げの魅力と、家庭用ダイニング家具に求められる扱いやすさの違いを理解しています。
ガレットは、モールテックス塗装そのものではありません。天板にコンクリート調PU塗装を施し、くすみグレーの落ち着いた印象を表現した商品です。モールテックスのような雰囲気を楽しみながら、価格を抑え、日常のお手入れもしやすいテーブルを探している人に向いています。
ガレットの考え方 本物のモールテックス家具ではなく、コンクリート調の雰囲気を日常のダイニングに取り入れやすくした家具。 無機質な見た目、くすみグレーの上品さ、木やブラック脚との相性、毎日使いやすいお手入れ性を重視しています。
KAGUCOCOでは、ガレットシリーズとして、長方形のダイニングテーブル、丸型のまるガレット、ダイニングセット、天板サンプルなどを展開しています。
長方形タイプは、家族で食事をする定番のダイニングに向いています。幅140cmは4人で使いやすく、幅160cmは食事以外に作業や宿題でも使いやすいサイズです。
丸型のまるガレットは、角がなく、互いの顔が見えやすいことが魅力です。会話がしやすく、空間にやわらかさを加えたい人に向いています。
4人で食事をするだけなら、幅140cmでも使いやすいサイズです。ゆったり座りたい、食事以外にも勉強や在宅ワークで使いたい場合は、幅160cmを検討するとよいでしょう。
丸型は、座る人同士の視線が自然に交わりやすい形です。角がないため、部屋の印象もやわらかくなります。コンパクトなLDKや、家族で囲む雰囲気を大切にしたい人に向いています。
ガレットは脚のデザインを選べるタイプがあります。ブラック脚を選ぶとモダンで引き締まった印象に、木目系の脚を選ぶとナチュラルで温かみのある印象になります。
コンクリート調のグレーは、照明、床色、壁色によって見え方が変わります。迷う場合は、ガレット天板の無料サンプルで色味や質感を確認するのがおすすめです。写真だけで判断するのではなく、実際に手元で見て、床材、椅子、照明、食器棚との相性を確かめることで、購入後の「思っていた色と違う」を減らせます。
コンクリート調家具は、画面で見た印象と実物の印象が変わりやすい家具です。明るい昼間に見るのか、夜の照明で見るのか、木の床に合わせるのか、グレー系の床に合わせるのかによって、くすみグレーの見え方は変わります。
そのためKAGUCOCOでは、ガレット天板の無料サンプルをご用意しています。10×10cmのサンプルで、コンクリート調PU塗装の色味、質感、手触りを事前に確認できます。
ガレットを検討している場合は、まず無料サンプルを取り寄せて、ダイニングの床、椅子、照明、食器棚やキッチンボードとの相性を確認してから選ぶのがおすすめです。
ガレットは、日常のお手入れとして水拭き・お湯拭きがしやすい仕様です。軽い汚れや飲みこぼしは、できるだけ早めに拭き取り、最後は乾拭きで水分を残さないようにしてください。
一方で、熱いものを直接置く、濃いアルコールや有機溶剤で拭く、水滴を長時間放置する、といった使い方は避ける必要があります。美しい状態で長く使うためには、テーブルマットや鍋敷きを併用するのもよい方法です。
モールテックスの魅力は、本物の左官仕上げによる素材感です。しかし、ダイニングテーブルとして毎日使う場合、価格、納期、メンテナンス、個体差、施工条件まで含めて考える必要があります。
ガレットは、モールテックスそのものではありませんが、コンクリート系の雰囲気が好きな人にとって、より取り入れやすい選択肢です。
「本物のモールテックスでなければならない」人には、オーダー相談が向いています。一方で、「コンクリート系の雰囲気が好きで、毎日使いやすいテーブルを選びたい」人には、ガレットが現実的でバランスのよい選択肢になります。KAGUCOCOがガレットをおすすめする理由は、モールテックスの技術を知らないからではなく、モールテックスの魅力と難しさを理解したうえで、より広いお客様に届けやすい家具として開発しているからです。
KAGUCOCOでは、標準商品としてはコンクリート調家具のガレットシリーズをおすすめしています。KAGUCOCOを運営する手作り家具工房 日本の匠株式会社は、モールテックス基礎講習会受講済み施工業者リストに掲載されており、モールテックスを理解する技術的背景があります。ただし、モールテックス塗装は標準商品とは別の個別対応になるため、どうしてもモールテックス塗装の家具を希望する場合は、別途オーダー家具としてご相談ください。
モールテックス仕上げは、一般的な家具塗装とは異なり、左官仕上げの知識、下地、保護仕上げ、施工環境、納期、価格の確認が必要です。サイズや仕様によって対応可否が変わるため、希望のサイズ、形、使用場所、色味、納期を整理したうえで、お問い合わせください。
同じではありません。この記事では、コンクリート家具をモールテックスなどの左官仕上げ家具、コンクリート調家具を塗装や仕上げでコンクリートの雰囲気を表現した家具として整理しています。
モールテックスは、MORTEX®というデザインコンクリート系の左官仕上げ材です。コンクリートのような質感を表現でき、家具や什器、カウンター、壁、床などにも使われます。
いいえ。ガレットはモールテックスそのものではありません。コンクリート調の塗装を施した、くすみグレーの天板が特徴のダイニングテーブルです。
本物の左官仕上げや一点物感を重視するならモールテックス、価格や扱いやすさ、日常使いを重視するならコンクリート調家具がおすすめです。
日常のお手入れ方法が分かりやすく、コンクリート調の雰囲気を取り入れやすいテーブルです。ただし、熱いものを直接置かない、水分を長時間放置しない、強い溶剤を使わないなど、基本的な注意は必要です。
KAGUCOCOを運営する手作り家具工房 日本の匠株式会社は、オフィスTAKAHATA主催のモールテックス基礎講習会受講済み施工業者リストに掲載されています。標準商品としてはガレットシリーズをおすすめしていますが、モールテックス塗装を希望する場合は個別にご相談ください。
モールテックスは本物の左官仕上げならではの魅力がありますが、価格、納期、施工条件、メンテナンスの確認が必要です。ガレットは、コンクリート系の雰囲気をより多くのご家庭に届けるため、価格と扱いやすさのバランスを重視して企画したコンクリート調家具です。
はい。ガレット天板は無料サンプルをご用意しています。コンクリート調のくすみグレーは、画面と実物で印象が変わることがあるため、購入前にサンプルで色味や質感を確認するのがおすすめです。
標準商品とは別に、オーダー家具としてご相談いただけます。モールテックス塗装は、サイズ、形、色、使用場所、納期、予算、施工条件によって対応可否が変わるため、詳しくはお問い合わせください。
コンクリート系の家具は、LDKを静かで上質な印象に整えてくれる魅力があります。モールテックス家具は、本物の左官仕上げならではの深い質感を楽しめる一方で、価格、納期、施工、メンテナンスまで含めて検討する必要があります。
一方、コンクリート調家具は、コンクリートやモールテックスのような雰囲気を、より日常に取り入れやすい形で楽しめる選択肢です。KAGUCOCOのガレットシリーズは、モールテックスを理解する技術背景を持つ会社が、より多くのお客様にコンクリート系の雰囲気を届けるために企画した、コストと扱いやすさのバランスを重視したダイニングテーブルです。
まずはガレットシリーズを見比べながら、あなたのLDKに合うサイズ、形、脚のデザインを選んでみてください。実物の色味や質感が気になる場合は、無料サンプルで確認できます。どうしてもモールテックス塗装の家具を希望する場合は、KAGUCOCOのオーダー家具として別途ご相談いただけます。
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